ひさながピアノ・リトミック教室のピアノの生徒さんには、ピアノを上達させるために3つの事をがんばってもらっています。
1.譜読み
ピアノを弾くには5線に書かれた音符の位置を目で見て「ド」「レ」と脳みその中で理解して、それを指先に伝えて弾くという神ワザのように難しい事を一瞬でしないといけません。
子供にはこういう作業がとても難しく、CDとかテレビで聴いた音楽を弾くのは得意な子供も、楽譜を観て、一瞬で弾くという作業が苦手です。
ピアノで頭が良くなると言われているのもこの「脳みそで指先に変換する作業で頭が良くなる」と言われています。
この譜読みができないと、脳への刺激もなく、将来自分で難しい曲を弾きたいと思ってもスラスラと弾けるようになれず、ピアノから遠ざかってしまいます。
しかし譜読みは訓練していけばとても簡単にできるようになっていきます。
ひさながピアノ・リトミック教室では、譜読みに力を入れていますので、譜読みのカードを購入して頂き、毎回宿題として少しずつ覚えてもらい、教室ではテストを行います。
完全に覚えた生徒さんにも繰り返し行ってます。(忘れるのも早いのです)
2.音の表現
ピアノはただ弾くだけでなく、メロディをどうやったら綺麗に表現できるか、「自分で自分の音を聴きながら弾いてごらん」と言います。
そのためには指のかたち、手首の脱力、強弱など色々気をつけながら弾かないといけないのです。
楽しい、嬉しい、悲しい、激しい、優しいなど色々な表現力をピアノを使って表せられるようになるとピアノがもっともっと楽しくなります。
3.毎日の練習
ピアノの練習は1回にたくさん練習したからと言って上達しません。
毎日毎日コツコツと練習するのが一番上達します。
それも苦手な所を中心にするとますます良いのです。
ひさながピアノ・リトミック教室では「毎日ピアノがんばる表」を渡していて、練習した日にシールを貼ってもらいます。
毎日練習しないといけないことが、毎日歯をみがくように当たり前にできるように意識してもらいます。
ガミガミいうと絶対に嫌になるので、自分からシールを貼るごほうびという形にしています。